キネシオロジーは、ストレスがかかると筋肉が弱化するという発見から始まりました。1960年代ヨーロッパでのことです。医療的な研究を経て、キネシオロジーという学問にまとめられ、現在は、教育現場や医療現場を中心に、世界100か国以上でキネシオロジーが、身体と心、そして脳のバランスのために活用されています。別名として「身体の声を聴く学問」とも言われています。
キネシオロジーが面白いのは、潜在意識を活用している点です。私たちがすでに知っている、わかっている顕在意識ではなく、私たちの意識には、よく氷山の水面下にたとえられる潜在意識があります。キネシオロジーは、奥深くにある潜在的な意識が、身体に表れていることを突き止めました。つまり、身体の状態は潜在意識の情報であり、私たちの心や脳の状態と「身体」は深く関係しているという気づきです。
身体の不調は、心のつまづきや脳のアンバランスから生じていることが多いのです。キネシオロジーでは、身体の不調も良くないものとは見なさず、身体からの情報は何か?と言う観点から不調を扱います。潜在意識の情報が本人に伝われば、身体の不調は存在意義を失い、完治してしまあうこともあります。この一連の流れを「バランス調整」と呼んでいます。
キネシオロジーの手法を生かしたカウンセリングによって、身体からの情報に気づき、それをどうしたいか、という意図がはっきりしたら 「バランス調整」を行います。「バランス調整」とは、身体や心、そして脳のバランスの崩れたところを元に戻すことです。私たちのバランスは、ちょっとした日常のストレスにより、簡単に崩れます。中心を見失う感覚です。
キネシオロジーの特徴的な方法として「筋反射」と呼ばれる判別法があります。軽く筋肉を押して、その筋肉がしっかりしているか、弱くなっているかを調べます。身体からのレスポンス「筋反射」によって、バランスを崩している場所が特定したり、不調を生み出している根本原因を探ることができます。
キネシオロジーを使うと、それまで影をひそめていた本当の自分を発見したり、直感やひらめきを大事にしたいと考え始める方がたくさんいらっしゃいます。筋反射が学べるのは、「タッチフォーへルス」と「筋反射で豊かになる講座」です。また、筋反射を人に取ってもらう時には、きちんと学んだ方にしていただくことをお勧めします。まず身体を筋反射が取れる状態にしておくこと、「言葉がけ」について気をつけなくてはいけないことなどいくつかの注意点があります。
「心体脳バランス調整センター・京都・岡山」で行っているカウンセリングやバランス調整は、キネシオロジーの手法を使っています。企業の方にも喜ばれている「個人セッション」では、一回のセッションで、ストレスをスピーディーに軽減させ、結果を持続させることを目的としています。
ストレスから逃げたり、それをごまかしたりするのではなく、潜在意識を生かして根本原因を探り、ご自身で日常のストレスケアができるようになるためのお手伝いをしております。
何となく力が発揮しにくいと感じている方はもとより、身体や心の不調、夫婦関係、親子関係、発達障がいや不登校といった具体的な課題をお持ちの方にも対応しておりますので、ストレスかな、と思うことを解決したいとお考えでしたら、お気軽にご相談ください。